30代アスペルガー症候群当事者の自分でできるおすすめ心理療法レシピ集

アスペルガー症候群のライターが書くブログ(ASD/自閉スペクトラム症/発達障害)/30代男性 ・大うつ病/適応障害を複数回克服。ノウハウ的な情報発信はこちらで。https://oinari.work/

催眠術?でアスペルガー症候群の自己肯定感が良くなる理由

こんにちは。丸井です。

今日は、皆さんに「アスペルガー症候群の人は
催眠が非常に効果的だ」という話をしたいと思います。

僕も最初に催眠という言葉を聞いた時
「うわー、絶対怪しいよ。人に操られるやつじゃん」
ぐらいにしか思っていませんでした。
催眠ショートと言われているものでさえも、しばし現実を忘れ
楽しみ、息抜きを得られます。

他には、催眠術をかけると人を言いなりにする
みたいなものでしょうか?

けれど、催眠について学んでいき、身につけていくうちに
「これって、すげー使えるじゃん」と思うようになり
催眠を使うようになりました。

そんなある日、僕はアスペルガー症候群と診断され
今まで感じていたえげつない劣等感と自己嫌悪
自信のなさの原因がわかったのです。

しかし、わかった時点で既に30代。


アスペルガー症候群の特性を生かした
教育も受けることもできず、単に自己嫌悪が悪化していく
だけと、更なる悪循環に陥っていたのです。

副業も思い通りに行かない日々が
続いていたそんなある日・・・

僕は催眠術に出会いました。
流石にカウンセラーの勉強をした後だったので
催眠の原理的なことや、効果については知っていました。

「いやいや、発達障害は先天的なものだし
催眠なんてそこまで効果大きくないよ。
気分障害とかそっちになら効果あるかもしれないけど」

なので、催眠の中でも有名な方法である、自律訓練法とかも
発達障害の二次障害になら、効果がある・・・
そんなふうに思っていたのです。

「まぁ、なる可能性も高いし、せっかくだから、少し学んでみるか」

と元の本を読むと、

「え?」

と疑ってしまうほど、自分が知っていた自律訓練法
全く違うことが書いてあったのです。

なんと、僕が学んだ自律訓練法は、まだ途中の段階で
実は、もっと別のテクニックがたくさん書いてあったのです。
それ以来、僕は催眠術にハマりました。
そして、アスペルガー向けの自己催眠法を開発したのです!


・・・といった経緯で、私自身用に作りました。


と言っても、果たしてアスペルガー症候群の人全員に適しているか
はっきりはわかりません。

あと、自分は催眠状態に何度もやっているので、イメージ力が高い
と言われているため、イメージ力が低かったり、催眠について
全く知らない人がやっても、最初は、効果が薄いかもしれません。

催眠の状態」になるとメンタルに効果的な理由ですが
催眠状態になると、心と体が弛緩して、健康が増進され
心が穏やかになるからです。

なので、瞑想をしている時の状態も、催眠状態なので
瞑想したことがある人は大体心地よさがわかると思います。

体が弛緩すると、肩こりやストレスでくる身体状態から
解放され、体が軽くなります。

では、アスペルガーの人にとって、どうして催眠が効果的なのか
というと、以前の記事にも書いたのですが

asd-boy.hateblo.jp

治療に対して、非常に一生懸命だからです。
なので、薬で直そうとか意識づけで直そうという
挫折経験が必ずあります。

なので、前例のない催眠状態でのワーク
で成功体験を積んでいくことが非常に有効なのです。

また、何より催眠は、自分でできます。
なので、どんどん成長できる実感が湧くのです。

では、アスペルガー症候群の人には、どういった
催眠誘導が有効なのでしょうか?

それについては、次回また書きたいと思います。