自己否定の沼から脱出し、自己肯定感を勝ち取るには
もし、自己否定からすぐに抜け出したいと思った時に、すぐにできる有効な方法は、2つあります。1つは、思考を諦めること。考えること自体を諦めることです。よくあるのが、瞑想や催眠です。緊急脱出の方法としては有効です。しかし、365日思考しないことなんて非現実的な生活ではあります。
2つ目は自己否定しないことです。1つ目の「思考を諦めること」よりもかなり難しい方法です。自己否定しないように考えをすぐに変えるのは至難の業だからです。
なので、多くのカウンセラーなど心理系に関わっている人は、主に1を最初にやります。理由は簡単で、短期間で効果がすぐに出るからです。しかし、この方法は、相手を信頼しきっていたり、依存してしまったり、うまく誘導しないと悪化するというデメリットを持っています。
今回紹介する方法は、自分で勝手に自己否定をしない方法です。
しっかりプロセスを踏んでやれば、1ヶ月ほどで自己否定感が減り、自分の知らなかった自己肯定感に気づいていきます。
そんな僕も、かつては自己否定の塊のような人間でした。
副業をやろうとしても、「難しい」と考え、結局稼ぐことができずに
途中でやめてしまう。筋トレをしようと思っても、「全然筋肉つかないし、痩せない」
と思い、途中でやめてしまう。
全て自滅して生きてきたのです。
発達障害だと診断され、もう自己否定グセを治すことは、難しい
もう人生おしまいと悲観的に考えていました。
成功体験がない自分なんて、全然ダメだ。
毎日引きこもる生活を続け、どんどん精神も病んでいき
うつ病にもなりました。
そんな僕が、克服できたのは、カウンセリングでも
薬でもなく、自分で作った1冊のノートからだったのです。
まず、自分の思っていることをひたすら書く。
ひたすら書いて、疲れたら、休むを繰り返す。
体調が回復したら、自動思考のパターンを探し
自動思考のパターンをエクセルに記録していく。
たったこれだけのことですが、自己否定の感情が一気に
消えていったのです。
「あ、エクセルに書いたことと同じこと考えている。
書いてあるから思い出さなくてもいいや」
そう思うだけで、毎日のように浮かんでいた自己否定のワードたちが
どんどん浮かんできても、ずっと支配することなく、消えていったのです。
エクセルに思考パターンを書いて、印刷して紙に持っておき
浮かんだ時に、ここに書いてあるからいいやと、考えるのをやめる
このアクションを1ヶ月続けたら、自己否定が一気に無くなったのです。
そして、ある日「もっと00したら色々上手くできそうだ」と自己肯定感が芽生えてきたのです。
自己肯定感は誰だってあると思います。しかし、99.9%以上が自己否定で埋まっていたら、自己肯定感があるとは誰も思えないでしょう。自己否定がほとんどなのですから。
だから、頭の中の自己否定の思考パターンに気づいて、紙やエクセルに書いてあるから、もう頭の中に残す必要はないと何度も何度も見て、自覚していく
このアクションがとても大切だと思います。
詳しい経緯はこちらに登録不要、PDFでダウンロード自由でまとめて
あります。
oinari.work
最近、文章も結構まとまってきたので、大幅な改訂をしようと考えています。
無料で残す予定ではいますが、できれば班が変わる前か公開中の今のうちにお勧めします。