会社や社会を許せなくて、孤独になっても、自分を護る方法
例えばパワハラの被害者に対して「訴えないお前が悪い」と言われて、自殺してしまっても、言った本人は何にも責任は取らないし、逃げてしまう。例えば、選挙に行かない人に対して「選挙にいかないお前が悪い」と言って、その人が自殺してしまっても誰も責任は取らないし、逃げてしまうだろう。
世の中はいつだって不平等だし、不自由だし、不正だらけだ。
間違っているのは向こうなのに、どうしてこちらばかり被害を受けるのか?
パワハラを受けてひどい対応をされた時は、まじでそう思った。
だからと言って、何ができるのだろうか?何もできないくせに。
そうやって無力な自分を責めていたし、社会に対して激しい怒りを感じていた。
そんな時、僕は自動思考のメカニズムを知り、今の方法を思いついた
【今の方法について ↓詳しくはこちら】
1.自動思考のリストを作り、その時考えたことをチェックする
2.思いついたことを、発見したら、チェックをつける
3.これはチェックリストに書いたやつだから、すぐに忘れて良い
と唱えながら、チェックリストを見る
それを実践して、1ヶ月後。
消極的でうつうつとした感情はなくなり、かなり自由になった。
家に引きこもりがちだったが、外出するようになった。
自動的に考えている思考を書き出して、ノートとして印刷しておくだけで
ストレスがかなり減ったのだ。原因不明だった耳鳴りもかなり改善してきた。
こんな簡単なことどうしてやってこなかったんだろう?
かなり後悔した。
僕も本当に効果あるのかなぁと疑っていたが、実際やってみると劇的に良くなった。
たとえ孤独になっても、周りが信じられなくても、この1枚のシートは僕の考えをわかってくれていた。当然だ。自分が書いた感情や思考がそのままのっているのだから、これ以上自分のことをわかっている書類なんて絶対にないのだ。
そう思うと心がますます楽になった。
僕は周りを期待しすぎだった。周りに勝手に期待していたのだ。
これも自動思考の一つだったので、リストに追加した。
すると、今度は自分から色々と積極的に行動するようになった。
毎日、飲み物を飲もうとする時も、自動思考があることに気づいた。
憂さ晴らしで飲んでいたのだ。リストに書いた。
すると、今度はお金の節約になった。
いつもいつも憂鬱なことに結構時間を使っていることに気づいた。
憂鬱で悩んでいる時間もどんどん減っていった。
こうして、自分はどんどん積極的になっていった。。
自分を護る方法は、自分と対話することでしか出せないんだと思う。
誰かの方法とか参考になるかもしれないけど
合わなかったら、ずっと意味がないだけだ。
多様化が激しい中、メンタルケアの方法も
従来の日本人にあっていると言われていた方法が通用しなくなってきた。
例えば、入院して医者と一緒に暮らすという精神療法があるらしいが
そんなのとても今となっては有効ではないだろう。
それは価値観がいくらか共通だった頃の話だ。
今は、全く違う。
価値観も考え方もものの見方も正解がない世界だ。
正解がないからこそ悩んだり、自己否定したりする。
デジタル化が進んでいる今だからこそ、自分の思考も
デジタル化して、見えるようにしないといけない。
カウンセラーにメンタルケアをしてもらうのも重要だが
ずっと通っていられるほど、お金もないし、費用もない。
だからこそ、メンタルのセルフケアが必要だ。
何をセルフケアするのか、対象がわからないと、ケアもできない。
だから、思考パターンを把握する必要があるのだ。
会社や社会を嫌いになってもいい。
だけど、それで苦しんでいたり、人を信用できなくなっているのなら
セルフメンタルケアはものすごく役に立つ方法だ。